宅配騒動

 今日はメンタルヘルスとは何の関係もないのですが、アメリカに来て35年目にして「これは日本ではありえないだろう」とカルチャーショックを受けたことについて書こうと思います。コロナ禍に伴うロックダウンで私の住む地域もレストランはテイクアウト以外営業できないようになっているのですが、その反面、Uber Eatsなどのフードデリバリーがよく利用されているようです。私も先日、夜は暗いし、運転するのが苦手なのでDoorDashというフードデリバリーサービスを頼んでみることにしました。注文から支払からすべてネットで行い、携帯電話に「間もなく到着します」というメッセージが着信した所まではよいのですが、そのうち配達の人から「ビル番号はなんですか」とメール。送られてきた写真を見ると私のいるアパートとは違う写真。「そこじゃないです。駐車場の入り口まで行きますから待っててください」と返信し、急いで外に出て、待てど暮らせど車は現れず。「どこにいるんですか」と返信したら、集合郵便受けの上に食べ物の包みを置いた写真が送られてきて「ここに置いときましたから」。「これはどこ?わからないので、お願いだから戻ってきてください」と返信しても「もう次のオーダーが入っているので」と行ってしまった様子。どうやら隣のマンションらしいので、道を行き交う人に携帯に送られてきた写真を見せて「この郵便受けがどこかわかりませんか」と手当り次第聞きまくり、ようやく見つけた私の夕飯。雨ざらしのまま集合郵便受けの上にのっかっていました。。。もうこれからはやはり、テイクアウトをする場合は自分で運転して取りに行った方がよさそうです。その時は腹が立ったのですが、後から考えるとなんとも呆れる、笑ってしまう体験でした。

 

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頼んだのはインド料理とマンゴラッシーという飲み物。この写真が送られてきて「配達完了しました」と言われても…